応援について
中野セネタースが強くなるためには、子ども達だけが強くなるだけではいけません。子ども達とともに大人も強くなっていく必要があります。
大人が強くなるとは何を意味するのでしょうか。その一つに、大人の品位を上げることがあります。学童野球の応援に関しても、マナーを守り、子どもたちの手本になるべき応援をしていきましょう。
ネガティブな応援はNG。
ポジティブに応援しましょう。
同じ状況下でも相手を卑下する応援ではなく、味方を鼓舞する応援をしていきましょう。
相手のピッチャーが制球に苦しんでいるとき
NG:ヘイヘイ!ピッチャーストライクはいらないよ!振らなくていいよ!
OK:バッター、よく見てストライクだけを狙っていこう。
相手の三塁手がイージーフライを落球したとき
NG:ラッキー!もうけたもうけた!
OK:(打者走者に対して)あきらめずによく走った!
相手チームも自チームも、どちらも野球をこよなく愛する少年少女です。野球というスポーツをお互いに楽しめる応援をしましょう。
相手チームのファインプレイには賞賛しましょう。
難しいフライをダイビングチャッチ:「ナイスプレイ(ナイスキャッチ)!」
自分のチームの選手はもっと褒めてあげましょう。
ナイスボール
ナイスピッチ
ナイスキャッチ
空振りしても「ナイススイング」
アウトになっても「ナイスラン」
周囲に誤解を招く応援は控えましょう。
審判のジャッジに対する「えー」はだめ。
自分の息子が三塁ゴロ、三塁手がお手玉したため本来ならセーフであるはずが、一生懸命走っていないためアウト。その息子に向かって「えー(お前がしっかり走っていればセーフなのに)」
はたからみると審判のアウトのジャッジに不服のある「えー」に聞こえます。
指示はだめ。応援に徹しましょう。
NG:レフト!もうちょっと左!左!
OK:レフト!集中して!左バッターだよ!
試合中、選手に指示できるのは背番号をつけている人だけです。
選手と監督、コーチ二名のみ。スコアラーや代表者、帯同責任者でも指示を出せません。
試合中に保護者が子供に指導してはいけません。これはマナーの問題ではなく、ルール違反です。
① 野球規則1.01「野球は、囲いのある球技場で、監督が指揮する9人のプレーヤーから成る二つのチーム間で、1人ないし数人の審判員の権限のもとに、本規則に従って行われる競技である。」
② 野球規則6.04d「監督、プレーヤー、コーチまたはトレーナーは、試合から除かれた場合、直ちに競技場を去り、以後その試合にたずさわってはならない。」
よく見かける光景として、お父様がバックネット裏から打席に立った息子に対してアドバイスをしていることがあります。これはマナーの問題ではなく、ルール違反です。